2015年4月6日オープン。中華蕎麦とみ田@松戸の一番弟子であった上江洲氏の店。ラーメンに関して活発なエリアとは言えなかった山梨から、瞬く間に全国的な知名度を誇る店となりました。人気はやはりつけめんのようで、麺は店内の製麺室にて、心の味と地元山梨県産の小麦粉を使って打たれる自家製麺です。
特製はそれぞれ調理法の異なるチャーシューが4種(バラ、モモ、ロース、リブロース)と味玉が付きます。すごく手間暇をかけていますね。麺線が整えられた切り刃12番というやや褐色の極太麺。香りやみずみずしさも同居しつつ強靭さのある麺ですね。歯を押し返すような力強さがあり220gですがもっと多く感じます。つけ汁の方は長時間炊かれ動物系の濃度を十分に引き出したスープに、大量の素材を使用した魚介出汁をぶつけています。清涼感を与える柚子の欠片も沈んでいますね。最近ではとみ田が方向性を変えてきていますが、こちらは王道の豚骨魚介。ただ、麺とつけ汁のぶつかり合いのインパクトが強いので、どうしてもピークが前半に来てしまうなぁ。4種のチャーシューはどれも美味しかったけれど、燻製されたリブロースが1番気に入ったかな。