2013年5月15日オープン。もともとは甲府市大里町で2010年4月より営業していましたがこちらに移転。山梨県内でも希少な味噌ラーメンの専門店です。金曜日は二毛作店「中華蕎麦 さい藤」として煮干しを使った中華そばを提供しています。
豚骨、鶏ガラ等の濃度を高めたスープに、白味噌をベースとした味噌ダレを合わせています。まろやかな口当たりですが、生姜や山椒といった香りの要素を加えシャープな印象にまとめていますね。一見、生姜がテーマのラーメンなのかなって思ったけど、生姜よりも山椒の香りの方がスープと一体感があって強いインパクトを感じるよ。四川料理の花椒のような強い痺れはないけどね。ここまでオリジナリティをしっかり出しているのに、ちゃんと旨いスープにまとめあげているのが素晴らしい。麺はプリッとした歯ごたえのある三河屋製麺の中太縮れ麺。麺の量は150gとのこと。具材は、肩ロースのチャーシュー、メンマ、もやし、ネギ、生姜が乗ります。焦げ目のついたもやしが食欲をそそりますね。
メニュー名から汁なし担々麺を連想したので注文してみました。辛さはさほどでもないけど痺れが強め。ただし担々麺というよりは味噌ラーメンの延長に収まっているような味ですね。味噌ラーメン専門店なのでおそらくそれが狙いなのだとは思いますが、しっかり個性が出せています。
セットのプチライスです。相性が良いのはもちろんですが、まぜそばが比較的スープが多めなのでご飯と一緒に食べやすいです。