2011年9月1日オープン。店主は和食の世界に20年ほどいらっしゃったそうです。シンプルな真っ白い庇が目を引くカウンター12席のみの店。シンプルなのはメニューも同様で、中華そばとカレーライスのみという潔さ。
僕の普段の行動エリアからだと行きにくい場所ですが、雑誌に載っていた中華そばの写真が美味そうだったので足を延ばしてみました。店主の両親の故郷である新潟県のラーメンをイメージしたのだとか。スープを小鍋で温めてから提供されます。まず煮干し、鰹節といった魚介の風味が広がるのですが、動物系の旨味をあまり感じずタレも大人しい。薄口醤油を使っているようですが、塩ラーメンのようにも感じます。ダシ派のラーメンだけどダシの主張も強くない。麺は丸山製麺製で、歯切れの良い中細麺。変に期待しすぎていた感は否めない。しかしながら、たぶん良いラーメンのはずなのに、体調などもあるかもしれないけど今日の僕にははまらなかった。