1947年(昭和22年)創業。東池袋大勝軒や各地に点在する丸長の総本山がこちらです。長野のそば職人であった青木勝治氏が中心となり5名の共同経営にて誕生。その後、「丸信」「栄楽」「栄龍軒」「大勝軒」とそれぞれ独立をし、丸長のれん会が創立し規模を拡大しました。日本そばの技法を取り入れ、ラーメンに鰹節や鯖節といった魚介系の食材を初めて使用した店としても有名です。
ちょうど昼時の訪問で店内は満席。そうそう、ここは提供時間がとても遅いです。つけそばは30分くらいかかると思った方が良いでしょう。つけ汁は醤油もしっかり出ているが、酢の酸味や黒胡椒のスパイシーさが表立っています。もちろん鰹出汁、豚ガラ等がしっかり支えているので単調な味ではないですよ。麺は若干柔らかめですがつるっとした食感が楽しめます。ざる蕎麦を食べるように、つけ汁に麺をしっかり浸し過ぎずに食べた方がバランスが良さそう。オリジナリティが強い丸長ならではの味だけど本当に美味いなぁ。つけ汁には短冊切りのチャーシューやメンマが入っています。