2003年6月30日オープン。大通りから路地へ入った住宅街に佇む、若い夫婦が営むカウンター10席の小さな店。営業時間が短いですが、夕方以降は翌日分の仕込みに入るからだそうですね。奥さんが厨房から丼をカウンターに下ろしてくれますが、相当熱い丼を片手で持っているのには驚かされます。
一口目は無化調らしさを感じさせる淡い味。良い意味で店のラーメンらしくないというか手作りっぽさがあります。ほんのり甘味があり魚介が香る大人しい味。特製にしたら大降りのチャーシューがごろごろ入り、しかも醤油の味がしっかり染みているので最終的にはスープの印象もしょっぱさが残ります。スープに醤油が移ったのか、舌の感覚が麻痺したのかは不明ですが。デフォルトの方が具とのバランスは良いのかもしれませんね。麺は透明度のある細麺でとても歯応えが良いもの。ネギの食感がタマネギのように錯覚しましたが、この中華そばにすごく合っていたな〜。メンマはやたら甘かったです。