2011年4月9日オープン。北千住駅から徒歩7、8分のところにある店。店主はラーメン店で10年以上の修行経験があるそうです。炙りというのはおそらく炙りチャーシューが由来かと思います。メインはつけ麺のようで、他に濃厚ラーメン、まぜそばという基本ラインナップです。
豚骨、鶏ガラをベースに煮干し、サバ節、かつお節を合わせたスープ。化学調味料を使っていないのも特徴です。まずつけ汁の温度が最初から温めなのがちょっと残念。食べ進める上での温度低下は致し方ないが、最初くらいは熱々を求めてしまう。あとは豚骨魚介としては軽さを持っていますね。これは無化調だからというわけではなく。魚介はかつお節が特に出ています。麺は密度の詰まった力強さがありつつも、みずみずしさも感じられますね。
つけ麺よりも動物系が主体のバランスです。麺の力強さにやや負けている気もするけど、単純な食べ応えはこちらの方が感じられるかな。それでももっとガツンとした濃厚なものを想像していましたが、野菜も使った優しいスープです。チャーシューはバラ肉の煮豚を炭火で炙ったもの。もう少し脂身少なめだと良かったけど香ばしさが加わりなかなか。