1919年(大正8年)創業の超老舗。藤枝市内のおよそ20店舗が提供する「朝ラー」発祥の店です。もともとは昼から営業していたようですが、早めに来るお客さんが多く徐々に営業時間を早めていったら8:30に落ち着いたのだとか。メニューは温かい中華そばの他に冷やしもあります。しかも両方注文する人も多いとか。このマルナカを模倣した朝ラーを総称し「志太系ラーメン」と呼ばれています。
9:00に到着したがほぼ満席。油が一切浮いていないスープは醤油や魚介の旨味がしっかり出たまるで蕎麦ツユのよう。創業当時まだラーメンが浸透しておらず、脂っこいと言われこのような味に落ち着いたのだとか。でもたしかに、これなら朝からでも食べられるよ。麺も食感は中華麺の歯切れの良さがあるけど、かん水の香りはなく小麦の香りのみが広がりうどんっぽさがあります。もも肉のチャーシューは水分が抜けたようなタイプだけどこの中華そばには合っているね。次回もっと暖かい時期に来て冷やしを食べてみたい。