2000年創業。白河の関跡そばにある有名店。しかしこの辺りはラーメン店はおろか、飲食店があるとは思えない辺鄙な場所ですね。店主は郵便局で30年程勤務したのち、とら系の店舗にて修行を積み独立されたそうです。しかし遅咲きながらも「かしま」、「マルコーラーメン」、「せきた」など数々のやたべ出身店を輩出し、白河ラーメンの一大勢力となっています。またそれらを総称して「やたべ系」と呼ばれています。
店内は満席だったが4人座れる座敷に1人通された。何か気まずっ笑。注文後すぐにお通しが出されます。そして手打中華ですが、スープは鶏ガラ、丸鶏、ゲンコツにねぎと玉ねぎを加えており、醤油ダレは創業以来継ぎ足して使われているようです。まず柔らかい鶏の出汁感や鶏油がきて、直後に醤油が鼻を突き抜けるような香り。この微妙な時間差が面白い。そして麺は熟成感があり力強さのある食感です。せきたよりは熟成期間が短そうだけどなかなかの存在感。モモチャーシューは一度炙ってから醤油ダレに漬け込むという手の込んだもの。しっかりとした噛み応えがあります。
お通しに鶏ガラが出されるのもやたべの特徴。まるで骨付き肉ならぬ肉付き骨といった様相ですが、醤油ダレで煮込まれなかなかクセになる味。ん?ってことは、スープを取った後のガラをわざわざ醤油ダレで煮込んでいるってことですよね?単に食材を無駄にしたくないのだと思ったけど、客を楽しませたい気持ちも強いんだろうね。写真は撮らなかったけどこの後漬物も出てきたし笑。